タイの古都アユタヤは、ユネスコの世界遺産にも登録されている歴史ある観光都市です。 特に、アユタヤ遺跡のメインともいえる「ワット・プラシーサンペット」はタイに旅行するならぜひ見ておきたいスポットです。
アユタヤについて
遺跡の宝庫といわれるアユタヤは、東西約7km、南北約4km、チャオプラヤー川とその支流で四方を川に囲まれた島状の街です。残念ながら今では土台や柱の跡が残っているだけですが、それでもアユタヤ遺跡を目の前にすれば、当時の興隆感じることができます。なお、遺跡からの出土品はチャオ・サン・プラヤー国立博物館に展示されています。
ワット・プラシーサンペット
「ワット・プラシーサンペット」は、アユタヤ最大規模の寺院です。アユタヤ遺跡のやや西よりに位置し、歴代の3人の王が眠っているタイのもっとも重要な王宮建物です。セイロン様式の3つの仏塔が印象的なのですぐにわかります。
交通の便はよく、アユタヤ駅からミニバスかトッォクトォクで15分の距離なので、比較的訪問しやすいです。
「ワット・プラシーサンペット」は寺院とはいうものの僧は住んでおらず、王の礼拝堂として王族の儀式に使用されていました。「ワット・プラシーサンペット」は1767年ビルマ軍により破壊され、16mあったという金で覆われた仏像も金を奪われた後、壊されてしまいました。